お客様として出会った場所で
スタッフとして幸せを届ける

一度は離れたブライダルの世界、
自らの結婚式がターニングポイントに

もともと幼いころから思い描いていたブライダルで働くという目標を叶えるため、専門学校へ進学し、卒業後は新卒でドレスコーディネーターの道に進みました。憧れの業界での職に就き、日々やりがいを感じていた婚礼衣裳を扱う仕事で約5年間もの間、たくさんの経験を積み、数多くのお客様のコーディネートをお手伝いさせていただきました。そのような充実した時間を過ごす中で、より自分を人間的に成長させたいと思い立ち、学生の頃からの夢であった『世界一周』を実現するため退職を決意。約3カ月間の旅では、世界中の様々な環境や人との出逢いによって、自身の価値観や視野の狭さに気づかされました。帰国後は、旅で得た経験や刺激から、今までと違ったことにも挑戦してみたいと思い、BtoBの法人営業職に挑戦。ブライダル業界からは遠のいた日々を送っていました。

ノバレーゼとの出逢いは、自分自身の結婚のタイミングでした。いろいろな会場を見学しましたが、式場を決め兼ねていた私たちが唯一気に入った会場が「横浜モノリス」でした。洗練された空間、窓から見えるロケーションやコーディネートも心を惹きつけらましたが、決め手は対応してくださったスタッフの人柄がとても心に残ったからです。結婚式の打ち合わせが始まってからも、出逢うノバレーゼのスタッフの人柄、対応の素晴らしさ、そして何よりも仕事を楽しんでいる姿に、私は心を打たれました。「私は以前、こんな素敵な業界でドレスコーディネーターをしていたんだ…」ふと当時の記憶が蘇りました。その頃の私は、いまの仕事を続けることが自分にとって幸せなのかと自問自答している時期でもありました。法人営業職もやりがいのある仕事ですが、事務所に戻ると受注成績や売り上げの会話ばかり、仕事のモチベーションは給与・賞与だという同僚が圧倒的に多い当時の環境で、自分らしさを発揮できていなかったのです。

素敵な結婚式を終えた後も、ノバレーゼの皆様が与えてくれた感動や憧れは私の中で強く残りました。働くことで大切なのは、自分が心から愛せる仕事に就き、誰かのために一生懸命に尽くし、日々楽しんでいることなのだと思うようになりました。「もう一度ドレスコーディネーターの仕事がしたい!ノバレーゼのスタッフの方々と一緒に仕事がしたい!」そのような想いで入社を決意いたしました。

「ノバレーゼで良かった」
そう思える魅力を感じられる日々

入社後は、ドレスショップ「NOVARESE横浜」に配属となりました。私の結婚式の際、ドレスコーディネーターとして担当してくださった方が今は私の上司となり、他のメンバーともプライベートで食事や遊びに行くことも多く、公私ともに充実した日々を送っています。

また、この環境で勤めていく中で、心から「ノバレーゼで結婚式を挙げて良かった」と感じる瞬間がたくさんあります。それは、私が顧客として出会ってきたドレスコーディネーター、ウエディングプランナー、レストランサービススタッフなど結婚式の最前線に携わる職種の方々だけではなく、衣裳の商品管理スタッフ、アシスタントプランナー、本社の方々まで、お客様への想いは共通していたからです。

「常にお客様を想い、楽しんでいただくこと」。私が過去に出逢ったノバレーゼの皆さんは、いつも全力で誠実で、お会いする度に私たちを楽しませてくださいました。そして自分自身がノバレーゼの一員となった今も、その感覚は変わりません。自分がお客様だった頃の結婚式の素敵な思い出が、入社した以降に更に良い思い出となっています。それは、こんなにも素晴らしいスタッフが自分達の結婚式に携わってくださっていたのだと改めて知ることができたからです。

お客様に結婚式を楽しんでいただくために
自分のプライベートも全力で楽しんでいます

女性にとって身につけるものは、日々の生活の中でとても重要です。新しく買った洋服を着たり、お気に入りのアクセサリーを身につけたり、その日のヘアメイクが上手くできたり、それだけでも幸せでいられるものです。だからこそお気に入りの衣裳を身に纏うことは、一生に一度の結婚式を更に幸せに過ごせる、大切な要素だと思います。そんな大切な日の「衣裳選び」をお手伝いさせていただけるドレスコーディネーターの仕事は責任重大ですが、それ以上に大きなやりがいを感じます。

仕事をするうえで私が最も大切にしていることは、「楽しむこと」です。何よりも自分自身が楽しみ、幸せでいられることが、お客様や周囲のスタッフにも素敵な時間や空間を届けられると思っています。

そのためにも、自らがプライベートも充実して楽しく過ごせることが大切だと思います。休日に趣味を満喫したり、1人の時間をゆっくり過ごしたりすることで心にゆとりができ、お客様に全力を注げるようになります。また共働きで、休日も全て同じではないですが、主人との時間をきちんと作り、家族と過ごす時間を大切にすることも心がけています。接客の中で、自分の結婚式の体験談や日々の結婚生活が、お客様との会話の内容にも繋がり、とても活かされていると実感します。

ママになっても自分らしく、
大好きなこの仕事を続けていきます

ドレスコーディネーターに戻るという夢が叶った今、私の次なる夢は「ママレーゼ」(※ママとしても活躍するスタッフの呼称)としてこの仕事を続けていくことです。以前ブライダル業界への復帰を諦めていた理由の1つが、定休が暦通りではないことなど、結婚して子どもを授かった際にきっと続けられない仕事だと思っていたことでした。しかし、ノバレーゼに入社して、働くママが多くいらっしゃったことに驚きました。ママとしても大好きな仕事を続けていくことができると、ブライダル業界の一員として身をもって証明できたらと、自分の未来に夢を抱いて今後も努力を続けていきます。

CARRER

営業本部 横浜地区 ドレスコーディネーター

専門学校を卒業後、新卒でブライダル企業に入社しドレスコーディネーターとして活躍。その後、新たなチャレンジとして不動産業界に転職するが、自分がやりたいと思う仕事とはギャップを感じる日々。そのような時期に、自身の結婚式を「横浜モノリス」で行ったことを機にノバレーゼと出会い、転職を決意。2018年、ノバレーゼに中途入社。