店舗開発
樫村健太郎
人生を彩る場所だから、
人生を賭けてつくる
INTERVIEW
主な仕事は、新店舗の立上げです。出店候補地のリサーチを行い、現場を視察して土地の選定を行います。そこにしかない圧倒的な魅力を感じる場所があれば、新たな会場の候補地になります。マーケティングや収益計算をして作成した出店計画を取締役会議に議題として提出し、決済が下りると、土地のオーナー様や建設会社様と売買および賃貸借契約の交渉を行います。その後は新店舗のデザインコンセプトを作成し、設計士と何度も打ち合わせを重ねて、詳細な図面をつくり上げていきます。建築の工程管理も行い、家具や備品を納品して会場を完成させ、引き渡すところまで担当します。一から十まで、すべてに関われるため、細部までこだわりをもってつくり込むことができます。ノバレーゼの会場に、ひとつとして同じデザインはありません。一流の設計士に力を借りながら、その土地の特徴をいかして、その土地にしかつくれない会場を考えます。何年か使ったら取り壊してしまうような建物ではなく、何年先もお客様にとって唯一無二の場所として愛されるような「本物」を目指します。JCDデザインアワードやBEST STORE OF THE YEAR、北米照明学会賞など、数々の受賞歴はそうしたこだわりの結果だと感じています。もちろん、「こだわる」判断基準は、「お客様に喜んでいただけるかどうか」に集約されます。幾度となく会場に足を運び、実際にお客様が使用されているシーンを思い描きながら、つくり上げていきます。「この部屋はお二人と打ち合わせをするので、照明をもっと華やかにして楽しい時間を演出したい」「この扉は新郎新婦様が通るので、ドレスがキレイに広げられるように大きくしてください」「照明はこちらの色味のほうがドレスやタキシードが映えると思います」というように・・・。いつだって、「この会場ならばお客様に必ず満足していただける、一生に一度の結婚式の会場としてこれ以上のものはない」と確信できるまで妥協はしません。責任重大な仕事だからこそ面白い。常に業界を牽引する最高のものを生み出します。