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スタッフ紹介

パティシエ
2017年新卒入社

「未来を創る」

幼い頃から書道に打ち込み、中学校・高校は吹奏楽に没頭する学生生活を過ごす。短大進学時の選択科目がきっかけで製菓に興味を抱き、短大卒業後に専門学校へ進学。卒業後、パティシエとして新卒でノバレーゼに入社。

偶然出会った
「パティシエ」という職業

学生時代は、書道と吹奏楽に熱中していました。書道は5歳の頃から姉の影響で始め、高校で師範を取得しました。1日に何百枚も書くほど熱中し、納得のいくまで取り組んできたことが実績としても評価され、数々の賞をいただいてきました。吹奏楽は中学から始め、毎日休みもせずに打ち込んでいました。そこでチームが同じ想いで1つの曲を創り上げる感動を覚え、次第にのめりこんでいきました。高校は県内の強豪校に進学し、パートリーダーも務めました。そんな私がパティシエという職業と出会ったのは、高校3年生の進路選択でのこと。系列校の大学・短期大学に進学することは決めていたのですが、どの学科に進むか悩みながら資料に目を通していた時、ふと「フードクリエイトコース」という製菓衛生士を取得できる短期大学の学科が目にとまり、直観的に「これだ!」と思いました。いま振り返ると、書道や吹奏楽で作品や音楽を生み出すことに熱中していたからこそ、何かを創り生み出すことに興味を抱いたのだと思います。

短大卒業後、もっと製菓の道を極めたいと製菓の専門学校に進学を決意するほどに、この仕事に魅力を感じていました。ノバレーゼとの出会いは、学内説明会に参加したことがきっかけです。その説明会で出会ったスタッフ誰もが自分の仕事に誇りを持っている、自信に満ち溢れている、何より楽しそうに仕事の話をしていることが印象的でした。就職する上で、誰もが楽しんで働いているチームを選ぼうと決めていた私にとって、そんなスタッフの姿はとても魅力的に思えました。結婚式という素晴らしい日をどのように創り上げていくのか、考えるだけでワクワクが止まりませんでした。初めて参加した説明会でしたが、終わった瞬間、ノバレーゼを第一志望にすることを決めました。

  入社2年目、
自身のアイデアが
グランドメニューに

現在、仕込みから発注、宴会デセールの考案、試食会でのカウンセリングを任せていただいております。試食会でのカウンセリングでは、ウエディングケーキとコース料理のデザートをお客様と一緒に決めていきます。どんな結婚式にしたいのか、どんなウエディングドレスをお召しになられるのか、ウエディングプランナーとリレーションを取りながら事前情報を確認したうえで、お客様と打ち合わせをしていきます。次第にイメージが膨らんでいき、新郎新婦のおふたりがどんどん笑顔になっていく様子を見られる瞬間が私は大好きです。時には、お客様の要望に対してプロとしてできること、できないことをはっきりとお伝えすることもありますが、その際はその理由をしっかり伝えること、そしてもっと良くするためにどうしたら良いのかを提案することも私たちの役目だと思っています。そのためにも、たくさんの引き出しを自分の中に用意できるよう日々勉強しています。パティシエがおふたりと直接関わる時間は多いわけではありません。だからこそ、その2人に寄り添える時間を大切にしていきたいです。

入社2年目の時には、自身が考案したコースデザートが社内コンペティションで選ばれ、グランドメニューに掲載されるという貴重な経験をさせていただきました。アイデアが完成するまでの期間は数えきれないほどの試作を重ねましたが、思い描いているものがなかなか表現できず、イメージを具現化することにとても苦戦しました。しかし、同じ店舗で働く先輩方や仲間が一緒に悩みながらアイデアを出してくれたり、夜遅くまで試作に時間をかけたい時には料理長がずっと隣で見守ってくださったりなど、心強い周囲のサポートがありました。こんなにも全力で一緒に取り組んでくれる皆さんのためにも、絶対に素敵なデザートを作ろうと心に決めました。納得するまでとことんやる、それが私のモットーです。最後には納得のいくものが完成し、グランドメニューに選ばれた報告を受けたときには本当に嬉しかったです。そして何より自分のことのように喜んでくれた仲間だけでなく、働く場所は違えど全国のスタッフの皆さんからお祝いの連絡をいただいたときに、ノバレーゼの一員である喜びを改めて感じました。

  さらなる可能性に
挑戦し続けたい

私が大切にしていることは、お客様を幸せにする前に仲間を幸せにすることです。ノバレーゼに入社したての頃、スタッフ全員のまかないを作ることが億劫に感じている時期がありました。一緒に働く仲間を想って作るというより、ただ作業としてこなしてしまっていました。それが伝わったからか、当時の料理長に指摘をいただいたことがあります。履き違えていた仕事の意味を改めて理解し、その大切さに気付いて心から仲間を想って作るようになった時、毎回スタッフみんなの「おいしい!」という言葉と笑顔がとても嬉しく感じるようになりました。私が作ったもので仲間を笑顔にし、その日を過ごすための大きなエネルギーになれば、それがお客様にも繋がっていくと考えています。

だからこそ、自分の作ったもので仲間を笑顔にできないと、お客様も笑顔にできない。まかないを作るにしても、そんな想いで仕事をしています。また、これからもノバレーゼは進化し続けます。そんな素晴らしいチームの一員として、これからもデザートの可能性に挑戦し続け、新しいものを生み出すことができる存在でありたいです。世の中の結婚式で提供されるデザートには、まだまだ秘められた可能性がたくさんあります。それを実現させるために、これからの未来を創るパティシエとなれるよう努力を続けていきたいです。

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