スタッフ紹介
新しいかたちを生み出す
前職は、個人店のパティスリーに勤めていました。5年ほど経ち、新しい環境に挑戦してみたいと思った矢先に出会ったのがノバレーゼ。魅力的に感じたことは、レストランとウエディングの両方を経験できること、そして何より「人のために生きよ」という言葉でした。とてもシンプルな言葉ですが、初心に戻って挑戦することができる誠実な環境にとても期待をいだきました。
スタッフが輝いて仕事に向き合える
サポートをしたい
採用後初の配属先は新潟。私は関東の出身で、縁もゆかりもない土地でしたが、新店舗の立ち上げで、店作りから全部自分たちに任せてもらえる。こんな成長のチャンスはないと思い、入社いたしました。今、私が料理長をしているキッチンは、全国で最も雰囲気が良い自信があります。普段は楽しくていいのですが、私が手を叩いた瞬間に、しっかり切り替えられる。本気になれる。そんなチームを目指しています。そのために、一人ひとりが最もやりやすいように、最も輝けるように、環境を整えるのが私の仕事。早い段階から責任のある仕事をできるだけ任せているのもそのひとつです。若いうちはどうしても洗い場が多くなってしまいますが、その中でもお肉を焼いてもらったり、新しいメニュー作りや商品開発も、やりたい!と手を挙げたスタッフにはチャレンジしてもらうようにしています。
まずは仕事の楽しさを覚えてほしい。やりがいを感じて、自分の仕事にプライドを持ってほしい。そのためにできる限りのサポートをしたい。そう思っています。後輩スタッフには、時間の意識をさせるようにしています。人が1時間かかることを、1時間半かければ誰でもできる。それを50分で、同じクオリティでできるようになれて一人前。もちろん、最初からできるわけがありません。私がやって30分で終わることを、彼らがやったら最初は1時間かかるかもしれない。でも、経験を重ねていけば、いつかは私と同じように30分でできるようになる、というのを背中で見せるようにしています。その意識さえしていれば必ずできるようになる。そう伝わればいいなと思っています。
パティシエ出身の料理長、
すべての経験がいまに活きている
また、私自身としても成長の毎日です。もともとパティシエだったので、料理の経験は浅く、料理長を任された当初はプレッシャーもありました。もちろん最低限の経験を積ませてもらいましたし、ある程度の知識や技術を身に付けることができたという自負はありました。しかし、フレンチや和食をずっとやっている人たちと同じことやってもただの真似になってしまう。勝てるわけがない。自分にしかできないことはなんだろうと考えたとき、今まで培ってきたパティシエの技術を料理に取り入れようと思ったんです。鶏肉とエクレアを合わせてみたり。
ひき肉のお料理をクレープで包んでみたり。自分なりに今まで培ったものを再解釈して、新しい料理を作るために試行錯誤しています。常に心がけていることは、NOと言わないこと。NOと言った時点で可能性は0になってしまいます。自分で成長のチャンスを潰しているのと同じこと。本当にもったいないと思うんです。できないと言う時間があるのなら、できる方法を考えたほうがいい。私自身、全ての経験が、今に活きていると実感しているからこそ、強くそう思っています。