コーポレート・ガバナンスに
関する基本的な考え方
また、当社グループは、「Rock your life 世の中に元気を与え続ける会社でありたい」との企業理念のもと、本質的に高いクオリティの商品・サービスを提供し続け、お客様にご満足いただける結婚式・披露宴やレストランサービスの実現に向けて、社員一人ひとりが「行動指針」及び「企業行動憲章」に基づき、新しい価値を創造し続けることを目指してまいります。
企業統治の体制
取締役会
当社の取締役会は7名(うち2名は社外取締役)で構成しております。取締役会は、毎月1回定期的に開催し、必要に応じて随時開催し、取締役7名のほか監査役3名が出席しております。取締役会では、業務執行の監督を行うとともに、法令、定款および当社取締役会規程に基づき、経営方針等の決定、経営に関する重要事項の決議および業務の進捗状況の確認、報告等を行っております。
( 取締役会構成員の氏名等 )
取締役執行役員営業本部副本部長 笹岡知寿子、取締役 大野直彦
取締役 橋本眞史(社外取締役)、取締役 等健次(社外取締役)
監査役会
当社の監査役会は、経営の健全性・透明性を確保・強化するため、社外監査役3名をもって監査役会を構成しております。監査役会は毎月1回定期的に開催し、必要に応じて随時開催しております。監査役会では、監査方針および計画、監査報告の作成等の所要の決議を行うとともに、監査結果の報告、意見交換等を行っております。
( 監査役会構成員の氏名等 )
内部監査室
代表取締役社長直轄の独立機関として内部監査室を設置し、室長1名および担当者1名が専従しております。内部監査室は、全部門を対象に毎年1回以上の実査を行うこととしております。監査にあたっては、各部門の業務方針や手続きの妥当性について、会社の経営方針および職務分掌、職務権限等、社内諸規程やコンプライアンス面から監査を行っております。内部監査で問題点が発見された場合には、代表取締役への報告の上、被監査部門に勧告等を行うとともに、改善状況の確認を実施しております。また、内部監査室と有限責任あずさ監査法人は相互に連携し、内部監査の実効的な実施に努めています。
会計監査の状況
会計監査につきましては、有限責任あずさ監査法人と監査契約を締結し、通常の会計監査に加え重要な会計的課題についても随時指導・助言を受けております。有限責任あずさ監査法人の会計監査は、以下の公認会計士が業務を執行するほか、公認会計士9名、その他15名が補助者として監査業務に携わっております。
指定有限責任社員 業務執行社員 矢嶋泰久
指定有限責任社員 業務執行社員 清水俊直
リスクマネジメント・
コンプライアンスの体制
個人情報管理
当社グループは、事業を行うにあたって新郎新婦をはじめとした多数の顧客の個人情報を取り扱っております。これらの個人情報を保持し、セキュリティを確保するために、当社グループでは、外部からの不正アクセスまたはコンピュータウイルス等の侵入を防止し、内部からの情報流出の有無を監視できるシステムを整備するとともに、「個人情報保護基本規程」およびマニュアルを制定し、社内教育の徹底および運用管理を行っております。
天災地変等不可抗力に対する体制
当社グループは、地震や津波等の自然災害、疫病の流行、停電・断水の発生等の突発事象が発生しても、機動的かつ組織的な対応ができるよう社内の連絡体制を整備しております。また、必要に応じて危機管理対策本部を立ち上げ、被害に関する情報を同本部に集約し、また同本部より各施設に対して直接指揮命令を行うことで、事業の継続または早期の再開・復旧を図ることとしております。
労務管理体制
性別や年齢、国籍などにとらわれず、すべてのスタッフが安心して働き、さらに働きがいを持てる環境をつくり上げていくため、「スタッフの幸福の最大化の追求」を人事基本方針として定め、フレックスキャリア制度導入や有休取得率100%義務化、育児休業期間の延長などさまざまな施策を行っております。
衛生管理体制
当社グループでは、食中毒等の発生を防ぐためには衛生管理が重要な課題であると考えております。この課題に対応するため、食品衛生法に基づき所轄保健所より営業許可証を取得し、すべての挙式・披露宴会場に食品衛生責任者を配置するとともに、食中毒などの防止を目的に策定した食品衛生マニュアルに基づく品質管理や、役職員への定期的な検便および健康診断の実施などを通じた衛生管理を徹底しております。また、店舗オペレーションの改善および各店舗における衛生管理の状態をより向上させることを目的とした諸設備の改修を適宜行っております。さらに第三者機関による定期または臨時の衛生検査を実施して、衛生管理に万全を期してまいります。
株主との建設的な対話促進のための体制整備/取組
情報開示の基本姿勢
株主との対話の統括を行う取締役
およびIR担当部門
社内関連部門の連携
対話の手段の充実
株主の意見・懸念のフィードバック
役員一覧
株式会社アンドユー取締役(兼任)
兼 統括総料理長
取締役・監査役の指名方針・手続き
取締役候補の指名に当たっては、当社のみならず業界の発展に貢献できる人物であること、管掌部門における問題の的確な把握と問題解決への適切な対応力、コンプライアンスや企業倫理への高い見識を有すること等を選任基準としております。
監査役候補者の指名に当たっては、当社の健全な経営と社会的信用の維持向上に資する人物であること、中立的・客観的に監査を行うことができること、企業経営や財務等の専門知識や豊富な経験を有していること等を選任基準としております。
取締役の多様性に関する考え方
当社の取締役会の人数は、定款で定める員数である10名以内とし、事業会社に求められる実効性ある経営体制および取締役会における実質的な議論を確保するために必要かつ適切な人数で構成することを基本としつつ、取締役の選任にあたっては、取締役会における多様性および専門性の確保の観点にも十分配慮し、各職務機能のバランスを図りながら総合的に検討のうえ、決定しております。もっとも、当社では海外での勤務経験・知識・スキルを持った取締役を選任していることから、国際性の面における多様性を確保できていると考えておりますが、ジェンダーの面における多様性という点では課題があると認識しており、今後の経営課題としてまいります。
社外取締役の選任理由
氏名 | 独立役員 | 適合項目に関する補足説明 | 選任の理由 |
---|---|---|---|
橋本眞史 | ○ | ー |
企業経営者および会社役員としての豊富な経験、幅広い知見を有する者であり、かつ当社と資本関係のある会社等の出身ではなく、独立した立場から経営全般に対する有効な助言を得られると判断したため、社外取締役に選任しております。 |
等健次 | ○ | ー |
企業経営者および会社役員としての豊富な経験、幅広い知見を有する者であり、かつ当社と資本関係のある会社等の出身ではなく、独立した立場から経営全般に対する有効な助言を得られると判断したため、社外取締役に選任しております。 |
社外監査役の選任理由
氏名 | 独立役員 | 適合項目に関する補足説明 | 選任の理由 |
---|---|---|---|
吉川滋 | ○ | ー |
企業経営者としての豊富な経験、幅広い知見を有する者であり、かつ当社と資本関係のある会社等の出身ではなく、独立した立場から業務執行の監督を行うことが可能と判断したため、社外監査役に選任しております。 |
平地辰二 | ○ |
社外監査役平地辰二氏は、当社発行済株式を保有するポラリス第三号投資事業有限責任組合を運営するポラリス・キャピタル・グループ株式会社にかつて2年半在籍していましたが、同社は当社の直接の株主ではなく、また在籍していたのは10年以上前であります。 |
公認会計士として会社財務・法務に精通しており、財務および会計に関する相当程度の知見を有する者であり、かつ当社と資本関係のある会社等の出身ではなく、独立した立場から業務執行の監督を行うことが可能と判断したため、社外監査役に選任しております。 |
辻角智之 | ○ | ー |
弁護士として豊富な経験と幅広い見識を有し、企業法務に精通する者であり、かつ当社と資本関係のある会社等の出身ではなく、独立した立場から業務執行の監督を行うことが可能と判断したため、社外監査役に選任しております。 |
スキルマトリックス
氏名 | 現在の当社における地位 | 業界知見 | 企業経営 | 財務会計・IR | 法務 コンプライアンス |
マーケティング 営業 |
人材育成 人材開発 |
店舗開発 M&A |
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1 | 荻野洋基 | 代表取締役 | 社内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
2 | 増山晃年 | 取締役 | 社内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ||
3 | 小林雄也 | 取締役 | 社内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
4 | 笹岡知寿子 | 取締役 | 社内 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
5 | 大野直彦 | 取締役 | 社内 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |||
6 | 橋本眞史 | 取締役 | 独立社外 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
7 | 等健次 | 取締役 | 独立社外 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
8 | 吉川滋 | 監査役 | 独立社外 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
9 | 平地辰二 | 監査役 | 独立社外 | ◯ | ◯ | ◯ | ||||
10 | 辻角智之 | 監査役 | 独立社外 | ◯ | ◯ |
役員報酬の考え方・概要
当社の取締役(社外取締役を除く)の報酬は、固定報酬と業績連動報酬(ストック・オプション)から構成されており、社外取締役の報酬は、固定報酬のみを支払うこととしております。当社の役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針は定めておりません。個々の取締役の報酬の決定に際しては、職務、職責に応じて、各々相当と判断される水準とすることを基本方針としております。取締役会が取締役の報酬を決定するに当たっての手続きにつきましては、取締役会決議に基づき、当社代表取締役に対して、取締役会において決議した決定方針に沿って取締役の個人別の報酬額の具体的内容を決定する権限を委任しており、独立社外取締役の意見を得た上で、各取締役の報酬を決定しております。